障害が20時頃から起こっていたみたいで、今日の5時頃に回復したとのことです
折角足を運んだのに、繋がらないじゃん!(ぷんすか)と思われた方、いらっしゃると思います
私も同じく、「あれれ?」と思っておりました(笑)
ということで、お詫びに緋色SSを…。
現在、二桁目標で書いているのですが、なかなか難しい
今後シリアスなものにも挑戦したいなとも思っているのですが、まずはストーリーブックを読まなければいけません
間違った世界を構築してしまいそうで…。
さて、緋色SS四作目です。
参考に触りだけ。続きは「続きを読む」からどうぞ☆
『欲しいもの』 真弘×珠紀
「先輩、何か欲しいものってありますか?」
そう、彼女が屈託の無いいつもの笑顔で俺に聞く。
どうしてそんなことを聞くのか、彼女の意図が分からなかった。
季節は秋。
夏の暑さと比べて、心地良い季節。
それでも、時間が経つにつれて風が冷たくなってくる。
次の季節の到来が近くなっているからなのだろう。
少し肌寒い風が吹き、辺りがオレンジ色に染まりだす。
夕焼けが村全体を優しく、そして、暖かく包んでいた。
その夕焼けの中、学校からの帰り道を歩く二人。
舗装されているはずもなく、まさにのどかな田舎道。
その道の上には二人の影が長くのびていた。
民家もなく、目の前には田んぼと森が広がっている。
穏やかな風景と共に、珠紀の声が響く。
「先輩、何か欲しいものってありますか?」
唐突な質問だった。
「欲しいもの?
そうだな…、焼きそばパンだな。やっぱり。」
とりあえず、質問通りに「欲しいもの」を答える真弘。
その返答を聞いて、珠紀はがっくりと肩を落とす。
「本当に焼きそばパン好きなんですね…。
今日も昼ごはんに食べたじゃないですか。
まだ欲しいんですか?」
半分呆れ気味で、くすくすと笑う彼女。
その質問の意図を疑問に思っていた気持ちはどこへやら、真弘の意識は焼きそばパンへと向かう。
「焼きそばパンの偉大さがまだ分かってないみたいだな、お前は。
だから、焼きそばパンってのはな…」
自然と声が大きくなってしまう。
「はいはい、その話、もう何十回も聞いてますよっ!」
真弘が愛する焼きそばパンについて声を大にしながら熱く語り出そうとするのを強引に遮り、並んでいた位置から二、三歩先を歩く珠紀。
その姿を後ろから見ながら、ぼそっと呟く。
「俺の欲しいものなんて、もう手に入ってるしな…」
無意識に出た心の声。
自分で発したというのに、自分で自分が恥ずかしくなり、彼が赤面したのは言うまでもない。
その言葉は肌寒い風に攫われ、彼の火照った色は夕焼けに紛れた。
完
【あとがき】
いかがだったでしょうか?
「甘め」な話に挑戦してみたのですが、書いている途中で自分が恥ずかしくなり、途中で切りました
情景描写を書くのが上手ではないので、分かりにくいかもしれませんが、この一場面を想像して、少しドキリともして頂ければ私としてはガッツポーズものです(笑)
最後の先輩の一言は、珠紀には届いてません。残念ながら
それでは、ここまで読んで下さった方、ありがとうございました
こっそりとお邪魔させていただきますー。先輩は、そうなんですよねーっ!
絶対、こう、珠紀に聞こえないように、こっそり…というのとは違うんですが、ポツリと呟いて、聞き返すと、何でもない…って言うタイプなんですよねっ!!
ドキっとしました。ドキっとしましたともっ!素敵な先輩に乾杯ですっ!
ではでは、もう、怪しげな発言だけではございますがこの変で失礼しますっ!
素敵な作品を読ませていただき、真に有難うございました。
その上、コメントまで頂けるなんて心から感激しています。あまりにドキドキしてしまい、コメントがあるというのを発見してから実際に拝見するまで時間をかけてしまいました(笑)
と、このままではますますイタイ人になってしまいますね
そうなんですよねっ!!真弘先輩は滅多に珠紀に面と向かっては甘いことは言わないけれども、ぼそっと言っちゃうんですよね
真弘先輩の話を朱音さまと出来るなんて嬉しいですしかも、この先輩にドキリとして頂けたんですね(ニヤリ)PC画面の前でガッツポーズですよ(笑)朱音さまが描かれる先輩に私も毎度ドキリとしております
と、長文になってしまいましたが、本当にありがとうございました!
私も朱音さまのサイトを度々覗かせて頂いております。まだコメントは畏れ多くてしておりませんが、近いうちに足跡残してみますよろしければ、また緋色(主に真弘先輩)についてお話したいです!これからもよろしくして頂ければ幸いですそれでは、またお会いしましょう~
RPGやアクションのゲームもしますが、最近は専ら乙女ゲームにハマってます(*бーб*)
漫画はコミックが本棚に入りきれず、ダンボールを利用している現状です…。
お気に入り…石田彰さん/由貴香織里先生/緋色の欠片/クインロゼ☆
良ければ乙女ゲーについて、とか何でもお話したいです(´▽`)ノ
お気軽にコメント残して下さいね♪